東京貼り紙・看板散歩/格安の高さ、みたいなことをちょいと考えたり考えなかったり

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 先日の源内先生の墓参の折、日本堤近くあたりかなぁ、通りからこの建物がチラリと見えた。うっかりすると茂みとしか見えないけれど、ちゃんとヒトも出入りしている。何かの施設なのか。時間が押していたのだけれど気持ちを抑えきれずちょいと寄り道。

 

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 どうも、木賃宿、いわゆるドヤの類みたいだ。それでも一泊1700円というのは破格ではないか。もともとの看板にガムテームを貼っての上書き、さて、旧料金は今より高かったのか安かったのか。覗いてみたい気もしたが、まぁ止した。とっとと先を急がなければ。

 

 とはいえ、貧乏しているとこの破格かとも思える1700円でも一泊には高いなぁと感じられる日常ってのもあるんだよな。こういう話は通じるヒトと通じないヒトとでずいぶんなアレなのだけれど。通じないヒトにこういう話をすると「安物買いの銭失い」みたいな話と取り違えられるようなこともあって驚いたりする。こういうことって、そういうもんなんだな。うーん。

 

宿賃より高いぢゃないですか。うー。