本日のSong/Tamar Eisenman- Far Too Close j.viewz cover

 これ、いいよねぇ。って、安易に同意・同感を他人様ひとさまに求めるのは感心致しませんけれど。しかし、「j.viewz - Far Too Close (Official Video)」(YouTube) はてなブックマーク - j.viewz - Far Too Close (Official Video) - YouTube、オリジナルと比べると、こちらのほうが格段に歌を活かしたアレンジになっているんぢゃないか。ねーちゃん追っかけるなら、踊ったり空中浮揚なんぞせずにストレートにさっさと走れよってなもんですもんね。

 Tamar Eisenman*1、どういうヒトなのかは例によって全然知らない。ググってみると、どうもイスラエルの歌い手さんのようだ。「neanderthal yabuki(@nean)/「Tamar Eisenman」の検索結果」(Twilog) はてなブックマーク - neanderthal yabuki(@nean)/「Tamar Eisenman」の検索結果 - Twilogを覗いてみると、どういうきっかけでかはもうわからないのだけれど、

との発言がある。「views」なんてあるところを見ると YouTubeで見つけたということか。改めて聴き直してみると、仕上がりには歌ごとに結構なムラがあって一様に愉しめるという感じではないかなぁ。

 何がいいのかといえば、声とアレンジということになるか。毎度のアレだけれど、個人的事情に関わるだけの歌を大声張り上げて滔々と唄い上げるはドラムは轟き響くはストリングスは鳴り放題だは、というのは如何にも大袈裟でミットモナイ。そういうのは、ひょっとすると音楽の都合がモノを云っているということかもしれないが、歌と音楽を混同するのは典型的な歌に関するオトンチキに過ぎない。オトンチキ好きだからといって人生を送るに不都合はあるまいが、わたくしとしてはそういう類とは一定の距離をおきたい。歌にふさわしい音量とアレンジの規模というものは、だれが何と云おうともやっぱりあるもんね。あるある。断じてあるな。

 

 

5 Feet 4
5 Feet 4
posted with amazlet at 15.01.13
Zipi's Baby Records (2007-12-15)

 アマゾンだとさっと手に入るのはこれしかないみたい。残念ながら、「Far Too Close」は未収録。

 

Gymnasium
Gymnasium
posted with amazlet at 15.01.13
Tamar Eisenman
(2010-03-16)

 ご麗人なのに顔写真の一枚もないというのはさびしいのでこれも挙げとく。同じく「Far Too Close」は未収録だし、このアルバムも品切れのうえ再入荷の見込みなしなんだけれど。