本日の Guitar/Mike Dawes - ΞRΛ

 

 いつの間にやら Spotifyで、Mike Dawesの『ΞRΛ』が聴けるようになっている*1。少なくともギター少年なヒトはその義務として聴かなければならないし、そうでないヒトも聴いてバチの当たらないアルバムになっている。未だ聴いていないヒトはさっさと聴かなければ、最早この世に生を享けた意味がないぞ、といっても少しくらいしか過言ではない Michael Hedges以降のギターによる演奏のみならず、曲作りや編曲のあり方を大きく変えるエラいアルバムになっている。

 細かく見ればこれまでになかった奏法が生み出されたというわけではないけれど、そうしたアレコレの楽曲中での使い方、楽曲の組み立てへの用いられ方あたりが、ポスト・ヘッジス時代のこれまでのギタリストの中では群を抜いている。このへん、ギターを弄らないヒトにはちょっとピンと来ないかもしれないけれど、弄っているヒトならヤバいくらいに感じちゃうんぢゃないかしら。

 というかまぁ、もう大したアルバムすぎて、ちょっと感想を書く精神的ゆとりを未だ持てないままだ。ギター少年、とくにMichael Hedgesの登場にショックを受けたことのある世代のヒトなら、あのときと同じような衝撃を感じ取ることが出来るんぢゃないか。ざっと20年続いたポスト・ヘッジス時代がようやく終わりを迎え、新しい時代が始まったということなのかもしれない。『ΞRΛ』、タイトル通りの時代を画する名盤として語り継がれることに決まったようなものなので、各人懐の紐を緩めて、下記のAmazonページにてアルバムを購入しなきゃいけませんね\(^o^)/。

 

 もう60年代プレイ止まり爺ぃな僕にはコピーする気力も湧いて来ないのだけれど、YouTubeのオフィシャルチャンネルhatebuでは、すでに『Era』収録曲中4曲のヴィデオが公開されている。21世紀のギターキッズなヒトは、さっさと眺めて己が下手糞さ加減に絶望するといいですね!\(^o^)/*2

 

新世紀

新世紀

 

*1: もちろん、ファースト・アルバム『What Just Happened?』も聴けるぞ。万が一、罰当たりなことに『ΞRΛ』が聴いてすぐにはピンとこなかった場合は、そちらを何度か聴いた上で改めて『ΞRΛ』を聴くといいかもしれない。

*2: YouTubeを検索しまくっているとホイホイとコピーしちゃうのがいるんだから、絶望しないヤツもそれなりの数いるんだろうなぁ、ちっきしょー\(^o^)/\(^o^)/。