2021年3月27日のSongs/湖の遊園地

 2021年3月27日にYouTubeで見聞きしたPV・MVの類から。

 この日はデビッド・ボウイピンク・フロイドU2その他の定番的大物作品も聞いているのだけれど、これを書いている本日只今においてどうにもこうにもノレない。こちらの気分の問題、YouTubeの海外チャンネルで、ロシアによるブッチャの虐殺映像、屍体映像ばかり眺めているのがよろしくない。絶望的な無力感にどっぷり浸って陰々滅々の薄暗い気分*1の只中、本作がレクイエムのように響いたということか。というのはちょっと無理遣りな引っ張り方か。

 

 このヒトの他の作品を聴いてみると、マックス・リヒター(Max Richter)やヨハン・ヨハンソンJóhann Jóhannsson)を何となく思い浮かべないでもないところもある、ミニマルを通過した、いくらか軽い仕上がりの作風のBGM。分類してみるとすると軽めながら洗練された「ネオクラシカル」とかなんとかあたりに落ち着くのかな。分類がどういうところに落ち着こうが、鳴っている音に変わりはないのだけれど。

 

 毎度ながら、どういうアーチストさんなのか全然知らない。おまけに名前が「Clark」いっちょでは、検索キーワードとして雑に過ぎるから調べるのが億劫になっちゃう困った名前だなぁ、と思ったのだけれど、キーワードをgoogle:Clark composerとしてみたらば、一発でOK。

プレイグラウンド・イン・ア・レイク

プレイグラウンド・イン・ア・レイク

  • アーティスト:Clark
  • Deutsche Grammophon
Amazon

 「Playground In A Lake」(Clark - Topic、YouTube)で一通り試聴出来る。

 

 エントリのタイトルに日付を打って初めて一年を上回る更新の遅延に気づくというテイタラク。もうこうなったら、どんな遅れにも臆せずに、いっそのんびり更新してゆくぞ\(^o^)/

 

立ち読み課題図書、その他

 僕のTLでのウケは悪いんだけれど、西田亮介モノということで。この方の書き物、おもしろいと思うんだがなぁ。

 

 TLにてその筋のヒトがスゴいスゴいとおっしゃっていたので。執筆陣が素晴らしいのだそうな。値段がスゴいことくらいなら僕にもわかるんだがなぁ\(^o^)/。いずれにしても、ご近所の書店で御目文字叶うことはなさそうだけれど。

 

*1: しかし、考えてみれば、アテクシのような凡庸な一市民など、こういうデカい出来事にかぎらず何かにつけて無力であり、たとえば自分の生活においてさえ不如意のネタに事欠きはしないのだから、そういう感じ方自体が烏滸がましいというのが正しい受け止め方なんだろうな。と、うっかり迂闊にも気づいたりするとますます気分が悪いぞ\(^o^)/