2021年1月2日のSongs

 2日視聴したYouTubeのPV、MV等全48本*1。リストページは再生画面したのタイトルのリンクからどうぞ。「UA - Live at LIQUIDROOM | 1/1-1/5期間限定」(YouTube)は、タイトルを見ればわかるけれど、5日までの公開。ご覧になるならお早めに。

 

 割と聴き応えあるものが多かったような気もするのだけれど、さてこれはと作品なりアーチストなり、名前が思い出せない。あらま。パッとあがってくるのはすでに知っていたものということになる。

 「Sorrowful Songs」は一度、デイヴィッド・ジンマン(David Zinman)、ロンドン・シンフォニエッタ(London Synphonietta)の演奏で取り上げたことがある*2。本作が有名になった、なんだか20世紀的事情はそちらのエントリに記した。

 それはそれとして、率直に美しい作品だと思う。で、「美しい」と感じながら、それでいいのかという青臭い疑念が涌いて来ないでもない。「Sorrowful」と形容するに値する現実が素材とされている*3と知りながら、それが耳に美しく心地よいとはどういうことか。と、つまらない理屈のほうに頭は傾いてゆくのだけれど、正月早々、お馬鹿を世間様に晒すのもアレだ、ということでとりあえずここまででオシマイ\(^o^)/。

 

 「Sorrowful Songs」以外の作品もぞろぞろついてくる。収録曲紹介を見ていると、「Sorrowful Songs」、交響曲のくせに第3楽章までしかないのを訝しく思われるかもしれないが、元々第4楽章がないんだから仕方ありませんね*4

 

FALLEN TREES

FALLEN TREES

  • アーティスト:MELNYK, LUBOMYR
  • 発売日: 2018/12/07
  • メディア: CD
 

 再生リスト冒頭登場するアルバム。音量小さめBGMにうってつけぢゃないかしら。

 

*1: 書いているうちにさっそく1本が削除の憂き目に\(^o^)/。

*2:「只今のBGM/悲しみに満ちた歌」、Nonesuchから出ている「Sorrowful Songs」初めてのベストセラー盤が音源となったもの。今回取り上げたものは、その翌年(1994年)、Naxosからのアントニ・ヴィト(Antoni Piotr Wit)指揮モノ。

*3: 第2楽章ではザコパネ(Zakopane)のゲシュタポ収容所の独房の壁に綴られた言葉が歌詞の素材になっている。思いっきり不精をかまして、未だ歌詞の内容を確認したことはないんだけどさぁ\(^o^)/

*4:cf. 「交響曲第3番 (グレツキ)」(Wikipedia)